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MaiTai DeepSee
停電前の立ち下げ
- レーザのエミッションはoffにする(顕微鏡がoffであればエミッションもoff)
- レーザのキースイッチはoffにする 【2〜4番の動画】
- レーザ電源のスイッチ(上段オレンジ色)をoff
- チラー電源のスイッチ(下段黒色)をoff
- 除湿機をoff 【動画】
- 終了
- 停電中バックアップ電源がピーピーなるが、鳴らせっぱなしで良い。復電すると止む。
- 突然停電したとき、バックアップ電源が2時間もつので、2時間以内にMaiTaiを立ち下げる必要がある。
立ち下げを行わずに停電し、その後電力が復旧した場合は、そのままの状態で勝手に普及するのを待つしかない。
復電後の立ち上げ
- 空調で暗室内を23℃以下にする 【動画】
- 除湿機をonにして、湿度を60%以下にする。(湿度が低い場合は飛ばす)
- チラー電源のスイッチ(下段黒色)をonにし、表示が21℃になるまで3分程度待つ 【動画】
- レーザ電源のスイッチ(上段オレンジ色)をon。レーザヘッド内の除湿が始まる 【動画】
- キースイッチがoffの場合はon。
- フロントパネルに表示されるWarm Upが0%から100%に上昇する 【動画】
Warm Upが100%に達すると発振は可能だが、フロントパネルに表示されるHumidityが10%以下になるまで発振させない(レーザ結晶の損傷を避けるため)
- Humidityが10%以下になるまで一晩待つ(10%以下のならない場合は下記のカートリッジ交換を参照) 【動画】
- パルス幅を顕微鏡用に最適化する条件にするため、リモコンのパネルに表示されている「!!Template」を「100xA0.01OL1」の表示に変える。
@のボタンを押してカーソル(→)を「!!Template」の行に移動させ、A矢印ボタンを複数回押して「100xA0.01OL1」を表示させる。
【動画】
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チラー・レーザ電源 |
リモコンのパネル |
ついでにチラーのメンテナンス
●循環水の交換(3ヶ月に1回行う)
- チラーのみの電源をoff。チラーのみの電源をoffにする場合は30分以内に作業を終える必要がある。
- 本体の注水口の黄色のねじ式キャップを最初に外す。
- チラーから循環水を除去する。最下部左側に括りつけてある短い排水用ホースを本体の接続口にカチッというまで挿入すると、内部の循環水がそこから排出されるので、バケツで受け止める。(約2Lくらい出てくるの注意)
- 排水用ホースを本体から外す。
- ロートを使いながら、注水口に純水をゆっくり入れる(2Lくらい)。超純水は使用してはならない。
- 水位レベルが上の矢印まで到達したら、注水口の黄色のねじ式キャップを閉める。
- チラーの電源をonにする。
●循環水の補充(水位レベルが真ん中より低下した時)
- 全ての電源はonのまま、本体の注水口の黄色のねじ式キャップを外す。
- ロートを使いながら、注水口に純水をゆっくり入れる。超純水は使用してはならない。
- 水位レベルが上の矢印まで到達したら、注水口の黄色のねじ式キャップを閉める。
●チラーのフィルタの交換(数年に1回→フィルタの色が緑または茶色になったら)
- チラーのみの電源をoffにして、チラー背面にあるフィルタをカートリッジから取り出す。循環水がこぼれるので、受け皿を用意する。
- 新しいフィルタを装着する。
- 循環水を補充し、チラーを一度運転させる。
- 中に入った空気が循環され、循環水の水位が下がるので、運転したまま循環水を足す。
●電源ファン用のフィルタの洗浄(数年に1回)
- チラーの電源はnoのまま、チラー前面の網目金具をドライバーで外し、スポンジ状のフィルタを取り出す。
- 掃除機で埃を吸い取り、もとに戻す。
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